制服記

いつまでも不自由を愛さないでね。

にんげんとしてよくあること、べつのにんげんであること

1つ前に書いた記事の日本語が乱雑すぎて笑ってしまった。

今悩んでいる全て、考えている全て、大きな一つの弱みに帰結する。

なぜ強みを探しているのに弱みに行き着くのかわからなかった。それは強みを探せない理由が弱みだったからだ。自信がないから、人に言われた強みもビッグファイブ診断も信じられない。他人と比べて劣等感を抱くから信じられない。自信があれば、悩みがほぼ解決することがわかっているから弱みに行き着くのだ。

自己顕示欲はそこまでないし、自己効力感はかなりある。だから自己肯定感が低いわけではないと思っていた。けれど結局そこなのだと思う。自己肯定、自己受容が出来ていない。自分はなにかしなければ愛されないとか、なにかしら良い自分であることで愛されてるとか、私の考えなんて世間の中の狭い見方でしかないしとか、絶対的正解なんて出せないしとか、そんなことをずっと思ってた、心のどこかで静かに。そうじゃないと教えてくれた友達や、悩んでいる時に電話をして自己肯定について5つの言葉を教えてくれた友達、私の考えはだめじゃないと言ってくれた彼氏、私の劣等の根源に気づかせてくれた元恋人、色んな人や自分のおかげで気づけたのでひとまず感謝しなければいけないと思っている。

話が逸れた。自己肯定感が低いのをやめるために必要なのは、より見た目を磨くことでも、憧れに近づくことでも、こだわりを持ちすぎることでもなく、自分を責めないこと、自分を疑わないこと。書くと薄っぺらいけど、難しいと言うか、真に理解するまでだいぶ時間がかかった。

何かがができない自分、小さなことで腹を立ててしまう自分、ちゃんと出来ない自分、優しく慣れない自分、いい彼女であれない自分、どうしたらいいんだろう、どうすればよくなれるんだろうってずっと思っていたけど、それを考えるだけきつい。目的を明確にして、私が考えたようにあるだけ。怒りたかったら怒ればいい。怒ったことで起こりうるリスクを回避したければやめればいい。無視したかったら無視すればいい。

仕事で失敗したら、謝って、次からどうするか決めて、あとは気にしない!
20代に必要なメンタリティは、この図太さ。

ミスしたってその分成果出せばいいし、ごめんなさいってして改善すればいい。改善だって一気に出来なくたっていい、少しずつでも改善して、いいところでバリューを出せばいい。それでいいじゃん、評価されなくたって評価されようと頑張るよりきっとずっと楽しい。

私はこう考えるけど本当か?そんな私が簡単に出した答えや感覚であってる?断言できない、私はできないんじゃないか、私は無能なんじゃないか、大したことない人間なんじゃないか、なんで過去にああいう選択しかできなかったんだろう、やっぱり優秀な人って自分を違うんじゃないか、越えられない壁があるんじゃないかって思ってたけど、そんなことない。し、そんなことないって信じていい。信じた先になにかがあるのよ。全ての成果の前には尊大な自意識が、健康な思い込みがあるのよ、それこそが原動力だ。私の考えたことが今の私にとっての正解。他人の言動や今後の私の考えがそれを揺るがすことがあったら、そのとき考えて納得したら変えればいい。望むならそれを実現すればいい。私はできるよ、私はすごいよ、絶対そうだよ、何があろうと私は最高だもん。みんなもみんなで好きに生きればよくて、それは認めてあげないといけなくて、そのかわり自分も自由でいよう。期待というか、人に対して傲慢にならないこと。こんなの許してくれたっていいじゃん、しょうがないじゃん、ってそれは私の傲慢なわけで、私は自由に生きるからあなたも自由に生きてね、一緒にいて楽しい内は一緒にいようってそれでいいんじゃなかったっけ。

 

女のマウンティングについて書かれたブログ記事で、

 

いやこんな一人の友達に関してここまで感想もつとある?俺が男だから?これが女性社会では普通なの?

いちいち他人彼氏が出来たり別れたことに一喜一憂して幸せなのか?

これはもう百合なのでは?そんな気がしてきた。

 とコメントがあった。

はっとした。そういうことか、彼氏に感じる無関心さ。男性って、無意識レベルで養うとかそういう責任感がある。と思う。だから結局自分の力がないと、自分がどうあるかが全て、という感覚なのだろう。女性でもバリキャリってこんな感じな気がする。男性に比べて感じる己の甘さってここなんだろうなと言う感じ。誰かに助けてもらうこと、どうにかなること、何かで許してもらうことを願う感じ。それが甘いんだ。人間としてよくあろうとしたときに他人に頼らない、別の人間であることを認識するのはまあ普通のことかもしれない。私はそうなりたいとか他人を切り離したいとか思わないけど、1つその視点は頭に入れとかなくてはと思う。(ちなみに、自己肯定感の低さに気づかず他人をおろそうとしていた私だったら、「他人を切り離すのは違うと思う、未熟だ」と述べたと思うので成長を感じた。)

と思ったが、

toianna.hatenablog.com

この記事を読んで、私が甘いわけではないのかもしれないと感じた。そこに関して議論を始めると望まぬ方向に行きそうなので割愛するけど、優秀な人が集まる会社には男性が多い。いまだそうだろう。説明会をみても男子学生が7割ほど。そんな中で女性的な考え方(つまり彼らに理解し難い考え方)が評価されないのも納得だ。別に私が悪いとかではなく、パワーが誰に有るかという話かもしれない。女性優位な社会になったら違う気がする。まあ女性はライフスタイルの多様性が半端じゃないのでそこへの甘えは多少なりともあると思う。なので、まあ今は男性に合わせた考え、甘さをとった考え方を身につけるのは得策だと思う。

 

以上で近頃の思考整理とする。最近はひらめきが多いなあ。ありがたい。

経験が思考の深さを作る、私は経験が足りてないので辛くてもある意味願ったり叶ったりなわけで。