いっしゅうまわってるずつう
気軽な誘いに何も意味はないんだろう、そうであって欲しいと願ったはずだった
いつのまにかお酒を飲むと頭痛がするようになった
空きっ腹に入れたビールは思ったよりもダメージになった
帰り道でこんこんと「数学は思考の根源」「0から1をつくるのは数学」と解かれた、おもしろかった
みんなが高い意識を持って話せるのはしあわせなことだ、永続させたいと思う
なぜか胃が気持ち悪くてちょっと足取りが重い
乗り換えの4分間の電話、いつもより素直になれるだなんてお酒にしか頼れないんじゃあな、それでもいまはしあわせよ
水曜日の終電、泥酔したひとは見当たらない終電
音声が二重になるけどどっちも私の世界だし
すきではいても信頼はしない、信頼だけではすきになれない、褒められて軽率に救われる、あーあ、そうだ終電を逃したから一駅前から歩かなきゃいけない
やっと救われた気がしたの
ほりでーげんていとこうようしないいちょう
並木道のイチョウはまだ真っ青なのに、スターバックスのレジ横にはホリデー限定アイテムが並ぶ。
もうすぐクリスマスだねって浮かれていったけどそんな気分じゃないらしい。
考えて、わかって、できるつもりでいることのくだらなさを知って動けば自分の無力さが手に取るようにわかって情けなくなる。
前に進むためには現実直視、ここができてない、あれがわからない、いままでなにしてたのって責めたくもなるけど意味はない。
いくらできないものがあったって、知らないことがあったって、それは自分の評価をさげることにはならない。
ただ、自分ならできると、私ならたどり着けるとそれだけ忘れなければ全然大丈夫だからね、って自分に言い聞かせるために文にする。
大企業にいかなくたって、有名企業に行かなくたって、年収1千万超えなくたって、いい家住まなくたって、コースディナーに頻繁に行けなくたって、気軽にスタバに行けなくたっていいんだよ、すべてはあなたが幸せになれればそれでいいから、ってそんなことも覚えていられずルートを辿る日本の空気、というより大学生、というより私?
酒とか女とかセックスとか煙草とか葉っぱとかインターンとかスーツとかそういうもんでかっこつけないでよ、虚構を隠さないでかっこ悪くてダサいとこ見せてよ。
ぜんぶぜんぶ、アドバイスやら優しい言葉とか知識とか適当な相槌とかやめてただずっと静かに水辺で夜が明けるまで話そう、あなたの番が終わったら私ね。
きょねんのわたしとのはんせい
秋、11月、この時期の空気の匂いはどこか懐かしい。嫌なことがありそうで、たのしくなりそうで、寂しくて、わくわくする匂いなんだけどこれはどうも形容できない、ただ外にいたくなるのは確か
私のすきなあの人にだけは、あの人だけはしてほしくないことがある
いつもだめなところさえ愛しくて、愛せる自信しかなくて、それが逆に私を生かしてくれるんだけど、そんなの全ては幻想だったと夢見ていただけだといやでも気づく瞬間が、ふとまったく考えなかった方角から刺してくるから日常とは生温いものではない
それだけは、ああいう子にだけは、どう私が祈ってるか彼はつゆほども知らず、分かる人にだけは分かる形の気持ち悪さが垣間見える
ただの文字にここまで心動かされてばかみたいだな、気持ち悪い、いやだ、気持ち悪い、嫌い嫌い嫌い、絶対嫌いだからね
いやなことは重なるもので、などという言葉は嫌いでしてね、いやはや、それでも重なる時もある。
嫌いになりそうでもやっぱりすきになりたいと願って乗り越えて信頼した相手に裏切られる、自分が悪いから何も言えたあれではないけど秘密だよって言ったのに、私はあの子をすきでいたいと、あいつも嫌いでいたくないと願ったのに
過去は過去においてこようっていくら私が思ったっていつまでも清算されない過去、私が受けた傷や守りたいものなどお構いなしという暗黙のメッセージ。
大人げないと思われたり気を遣われるのはごめんだからにこにこしようとしてみたりなんかするけど、どうせ大人じゃないから許せない、大人だからもう許しちゃいけない気がする
疑心暗鬼な彼を笑ったこともあったね、ある時いきなり私が間違っていたんだと思わされる瞬間に彼こそが正しいのかと自分に問う
許したくたってどれだけすきでも許したら自分が傷つくとか、何が幸せなのかわからない
何があったってすきでいられるなんて嘘、ただの憧れなんて嘘、信じたかったのは本当
勝手にすきでいることも、勝手に嫌いでいることもできないんだもんな
分かられるのも、近づくのも、特別になるのも勇気が必要だ、裏切られても諦めちゃいけない、どう信じたら愛したらいいのかわからないけど諦めたら終わりなのよ
そうはんといわかん
やればやるほど、自分の不出来さは露呈するわけで。だからこそやったほうがいいわけで。
将来のことを考えるほどいまに縋りたくなって、いまに集中するほど将来が切迫する。
一瞬だけ光る確かな物だけが確かなものにみえて確実に不確実なものを永遠にしたいと願ってる、みんな。
親身にはなれど、分かったような発言をしちゃいけない、難しいねえ。
分かられたくなくて、分かってくれる人がいて安心して生きていけるような気がする。
リアルを落とし込むのなんて音楽だけでいいんだよ〜ってそうだよ、すべてにやってられないよねえ。
分かった気になってどうせ分かれてないけど分かった気になること、それすらも認めて愛してくれるんだって、ヒーローならそうしてくれるんだって勝手に理想をつくるわけ、そうやってヒーローを愛するの。
彼に教えてもらった音楽は誰とも聞く気になれなくて一人で聴きたいけど、いまごろ全然ちがう音楽でも聴いてるんだろうか
リアルに近づけども解決できないところまできたときにはどうしようか、とかいうのは解決するのがめんどくさくなってる証拠。
暗号のような文を、分かってくれる人に出会いたかったり、誰でもいいわけじゃなかったり、近いひとならいいわけでもなかったり、遠いひとが書いたものでさえ共感なんて軽々しく言えないんだから。
人称をごっちゃにするのも自己顕示欲と相反する自意識ゆえだよ?ほらほらまたやって、諦めなよ。
あの人の文をみるとなんでも許されて、なんでもかっこよくなる気がして、時々覗く、10/24最終更新。私の文章みてください、というメッセージをこっそり送る場すらないのがあの人らしい。本当は見られなくていい、彼のみたいところだけみていて、彼もまたみたい時にみにくればいいように、そんな感じ。
見てないフリして進むのと、見えなかったからって進むの、どちらも進んだところは同じ、言い訳などいらないでしょ。
そういえば、この前言われた「バカなふりできるから向いてるよ、私まだどうしてもできないもん」というの、嫌味だったか褒め言葉だか。どちらでもいいのよ、バカに見えようがどう思おうが。ということなのですが、いつまでこれやるんだろうな。
どれだけあがいてもらせんかいだん
螺旋階段のようにぐるぐる回って、なんて洒落たように見せたいって魂胆が透ける表現、チープだな
と思っていたけど、だいすきな歌詞を書くあのひとが言えばもうそれはそれはぴったりの表現だ
高尚なものがいい、下品なものがいや
上からみえてる人がかっこいいなってずっとそこを目指して自分より高い人しか尊敬できない、同じ高さの人より抜きんでよう、というより自分から抜きんでようと俯瞰、それをまた俯瞰
素直に言葉にすれば人を傷つける思想、相反しない博愛主義、崇拝は高尚なものにね
高尚、高尚と崇めても対象が完璧ではないこともわかっていて、下品ささえも高尚にみせてくれる人に憧れて、私はいつでもそういたい
分かった気になられるのなんて気持ち悪いから分からないものに惹かれるんだろうね、それでいいな、いつでも読めないことをしてね、分からないって近づこうとさせてね
淡々とありたい、気持ち悪くなくてフラットなもの、かっこつけないでかっこ悪くいてね
わすれたちかいへのくよう
金木犀の香りがするから周りを見渡すのだけど、だいたい見つけられなくてそれもまたいいねってそのまま通り過ぎる十月も終わる
人間として、というか自分としての尊厳を失った時ほど落ち込む時ってなくて、というか落ち込む時ってだいたいはそれを感じたときで。
どんな後悔もどんな誓いも時が経てば忘れていってしまうから、時とはすごいものよね
しょーもないなあ私は、どんなに着飾ったってさ、自分が気持ち悪くなったりそれでもいいと思ったり忙しいわけだけど、自分への期待を捨てるたびに誰かに希望を託してしまいそうだ
1つの問題を過剰解釈、はたまた軽んじる。
自己否定したって進歩はしません。開き直ったって何の解決にもなりません。どんだけ考えたって、継続しなければ意味がないのです〜言われなくたってなあ。
誰かの為にじゃ恩着せがましい、自分の為にじゃ弱すぎる
堕ちるところまで堕ちてもそこにいるだけではあがれないのです〜。
そういえば、彼氏と別れたばかりの女の子がよくお酒を飲むようになった気がする。そんならずっと飲んでるほうがいいんでない?よくないか〜。
にゅ〜あるばむについてのこうさつ
空白の多さは自己中心主義を投影する。
勝手に彼を私とセットにして二人と呼んで、歌詞で二人の輪郭をなぞって、まるで壮大なお話にする
歌詞が示した、人間の曖昧さとか、深刻さとか、ゆるさとか、すべて私が彼に思うこと
彼はあの人とすこし似ているからすきだし、あの人はすこし彼に似ているからすきだ
あの人は私が表現できないことを歌詞にする、そうその通りなのって誰かに話さなきゃいられないのが私、そういうことを誰にも言わない彼
ふわふわした気持ち悪くて人間らしくてどうにか形にして残したくなる感情をもつひとを表現者と呼びたい
せかいを肯定否定したり断言しないでもっと曖昧にしててね
自分のまわりの、世界のほんの一部でしかない世界を大きく話してればいい
世界を変えるだとか、国を救うだとか、そういうことより、食べたら寝て、起きたら散歩しにいこうぜ〜。