制服記

いつまでも不自由を愛さないでね。

そうはんといわかん

 

やればやるほど、自分の不出来さは露呈するわけで。だからこそやったほうがいいわけで。

 

将来のことを考えるほどいまに縋りたくなって、いまに集中するほど将来が切迫する。

一瞬だけ光る確かな物だけが確かなものにみえて確実に不確実なものを永遠にしたいと願ってる、みんな。

親身にはなれど、分かったような発言をしちゃいけない、難しいねえ。

分かられたくなくて、分かってくれる人がいて安心して生きていけるような気がする。

リアルを落とし込むのなんて音楽だけでいいんだよ〜ってそうだよ、すべてにやってられないよねえ。

分かった気になってどうせ分かれてないけど分かった気になること、それすらも認めて愛してくれるんだって、ヒーローならそうしてくれるんだって勝手に理想をつくるわけ、そうやってヒーローを愛するの。

彼に教えてもらった音楽は誰とも聞く気になれなくて一人で聴きたいけど、いまごろ全然ちがう音楽でも聴いてるんだろうか

リアルに近づけども解決できないところまできたときにはどうしようか、とかいうのは解決するのがめんどくさくなってる証拠。

暗号のような文を、分かってくれる人に出会いたかったり、誰でもいいわけじゃなかったり、近いひとならいいわけでもなかったり、遠いひとが書いたものでさえ共感なんて軽々しく言えないんだから。

人称をごっちゃにするのも自己顕示欲と相反する自意識ゆえだよ?ほらほらまたやって、諦めなよ。

あの人の文をみるとなんでも許されて、なんでもかっこよくなる気がして、時々覗く、10/24最終更新。私の文章みてください、というメッセージをこっそり送る場すらないのがあの人らしい。本当は見られなくていい、彼のみたいところだけみていて、彼もまたみたい時にみにくればいいように、そんな感じ。

見てないフリして進むのと、見えなかったからって進むの、どちらも進んだところは同じ、言い訳などいらないでしょ。

 

そういえば、この前言われた「バカなふりできるから向いてるよ、私まだどうしてもできないもん」というの、嫌味だったか褒め言葉だか。どちらでもいいのよ、バカに見えようがどう思おうが。ということなのですが、いつまでこれやるんだろうな。

どれだけあがいてもらせんかいだん

 

螺旋階段のようにぐるぐる回って、なんて洒落たように見せたいって魂胆が透ける表現、チープだな

と思っていたけど、だいすきな歌詞を書くあのひとが言えばもうそれはそれはぴったりの表現だ

 

高尚なものがいい、下品なものがいや

上からみえてる人がかっこいいなってずっとそこを目指して自分より高い人しか尊敬できない、同じ高さの人より抜きんでよう、というより自分から抜きんでようと俯瞰、それをまた俯瞰

素直に言葉にすれば人を傷つける思想、相反しない博愛主義、崇拝は高尚なものにね

 

高尚、高尚と崇めても対象が完璧ではないこともわかっていて、下品ささえも高尚にみせてくれる人に憧れて、私はいつでもそういたい

 

分かった気になられるのなんて気持ち悪いから分からないものに惹かれるんだろうね、それでいいな、いつでも読めないことをしてね、分からないって近づこうとさせてね

淡々とありたい、気持ち悪くなくてフラットなもの、かっこつけないでかっこ悪くいてね

 

わすれたちかいへのくよう

 

金木犀の香りがするから周りを見渡すのだけど、だいたい見つけられなくてそれもまたいいねってそのまま通り過ぎる十月も終わる

 

人間として、というか自分としての尊厳を失った時ほど落ち込む時ってなくて、というか落ち込む時ってだいたいはそれを感じたときで。

どんな後悔もどんな誓いも時が経てば忘れていってしまうから、時とはすごいものよね

しょーもないなあ私は、どんなに着飾ったってさ、自分が気持ち悪くなったりそれでもいいと思ったり忙しいわけだけど、自分への期待を捨てるたびに誰かに希望を託してしまいそうだ

 

1つの問題を過剰解釈、はたまた軽んじる。

自己否定したって進歩はしません。開き直ったって何の解決にもなりません。どんだけ考えたって、継続しなければ意味がないのです〜言われなくたってなあ。

誰かの為にじゃ恩着せがましい、自分の為にじゃ弱すぎる

堕ちるところまで堕ちてもそこにいるだけではあがれないのです〜。

 

そういえば、彼氏と別れたばかりの女の子がよくお酒を飲むようになった気がする。そんならずっと飲んでるほうがいいんでない?よくないか〜。

 

にゅ〜あるばむについてのこうさつ

 

空白の多さは自己中心主義を投影する。

 

勝手に彼を私とセットにして二人と呼んで、歌詞で二人の輪郭をなぞって、まるで壮大なお話にする

歌詞が示した、人間の曖昧さとか、深刻さとか、ゆるさとか、すべて私が彼に思うこと

彼はあの人とすこし似ているからすきだし、あの人はすこし彼に似ているからすきだ

 

あの人は私が表現できないことを歌詞にする、そうその通りなのって誰かに話さなきゃいられないのが私、そういうことを誰にも言わない彼

ふわふわした気持ち悪くて人間らしくてどうにか形にして残したくなる感情をもつひとを表現者と呼びたい

せかいを肯定否定したり断言しないでもっと曖昧にしててね

自分のまわりの、世界のほんの一部でしかない世界を大きく話してればいい

世界を変えるだとか、国を救うだとか、そういうことより、食べたら寝て、起きたら散歩しにいこうぜ〜。

 

ふかしんじょうやくについてのていあん

 

寝不足の日はエネルギーが足りないので、時間が空いているときは自分のすきな空間で、自分のすきな情報に浸り、やる気を入れる

 

自分の正しさを正解だと思っているひとが怖かった

私はそんな風には思えないから

 

正解なんてないから絶対、とか言えないし、まだ20年しか生きられてないのに断定することの、断言することの怖さよね

 

世の中の平均的な真理のようなものを求めて本を漁る私と、そういう類の本を全く読まない彼。まるで別世界に生きているみたい

 

彼はすぐ断定する、強く言い切る、ひとに文句を言う。

芯が強い、人に媚びない、はっきりしている、論理的、いい意味で自己中心的。

周りをあまり気にしない、弱いひとへの想像力が足りない、自分の限界を定めている、無謀なチャレンジをしない、なんだか臆病、一言多い。

 

自分の世界で丁寧に導いた正解を主張できる強さ、私にはないものだから惹かれたんだろう

ただし、その正解は彼の世界のものであり、私の世界のものではないので、押し付けられても困るのよ

 

損得より体裁を気にすること、適当に済ますこと、ポンコツのふりをすること、人の言うことに同意すること、彼には理解できなくても私には意義が十分理解できて、そういうひとのことも救おうと思える

 

車で電話しはじめていきなり強い口調で微妙な空気になった(気がした)車内を緩めるのは私の義務であり評価ポイントかなあなんて勝手に義務感をもって口を開いたり、とかそういう。

 

私の世界の正解はだれが教えてくれようとしても私には見つけられなくて、それはゆっくりでも私が完成させていくものだから

 

インスタのストーリーにあまり投稿しないひとは何してるのかなあって気になるって言うけど、めちゃくちゃ投稿するひとだって空白の時間になにを思い、しているか知らないわけで。

私が丁寧に話しても私の思うとおりには理解してもらえなくて、断片的に受け取られたりね

 

 

みんな知った気になってるけどみんなお互いのことを何も知らない、分かってない、わかりたくても分かってない

どんな風に言ったって書いたって私も彼のことをしらない、彼も私のことを知らない、それでいい、わからないって悩みあって分かり合えたつもりで過ごしてまたわからないって言おう

 

ひとにはひとの世界があって、お互いそれを気遣えたらいいと思うのですが、いかがでしょう。