制服記

シティガールたちよ。

つかのまのぜつぼうをあいして

 

冬の気温と湿った空気じゃ、どれだけ外にさらしても洗濯物が乾かない。

 

もしかしたら、という不安が頭をよぎる。

彼らより優れた気でいた私は、ただ本音で傷つき考える機会を失っていただけかもしれない。

俯瞰なんていらないものなのかもしれない。

私が信じているすべては凡人向けのものかもしれない。

天才になれないかもしれない。

ロマンスなんてなかったのかもしれない。

自分が持っているものなんてみんな持っているのかもしれない。

天才とはああいうことをいうのかもしれない。

私が語るすべては誰かが語ったものかもしれない。

私がみている世界なんて狭くてどうしようもないのかもしれない。

私が描くストーリーなんてただのおままごとなのかもしれない。

ただ執着しているだけなのかもしれない。

所詮、こんなもんかもしれない。

 

ひとつ、現実を突きつけられたら、執着しないでいられる気がした。

あんなわがまま、ただの甘えだった。

いつでも、離れうる。いつまでも一緒に、とかいって束縛しているいまは何だ。

願っても祈っても思っても伝わらないことがある。

日常とは残酷だ、平気な顔して現実をいきなり突きつける。

 

もう、最初からどうしようもなかったのかもしれないなんて、スタート地点を見比べて絶望してみる。

まるで運命づけられたような、もはやそうなるしかなかったような立派らしいストーリーを描けるひと、どこまでも自由で、甘ったれた夢をみるひと。

どう落ち込んだってどう絶望したふりしたってどれだけ自虐したって自暴自棄になったつもりになっても私にはできないことがある。

私は、絶対に私でしあわせになることを諦められない。どうせ泣いたら前を向く。