制服記

いつまでも不自由を愛さないでね。

そいみるくはあんまり

 

新年、久しぶりにおめでとうが言えない年だ。

 

去年はすきなひととたくさん会った。

彼のことたくさん考えた、振り回された、たくさん寂しさと孤独を感じたし自分の弱さを知った。

あのひとと何度も会えた、ずるいなと思っていた彼は思ったより優しくて、理解できなかったのに人間味を帯びてきた。

 

自分とよく対峙した。

人を真剣に愛そうとすればするほど、自分の弱さや醜さや強さや愛情深さやエゴがみえた。

ひたすら考えているつもりだった、けれどその一部はただのうつ的感情、またある一部は思考が混沌としているだけだった、悩むのではなく考えるのだと学んだ。

 

焦った。

私らしくもなく、計画的だとか、効率的だとか、間に合わないと怖いだとか、そういう観念に脅迫されて勝手に焦り、八つ当たりして、人を羨んだ。私の得意はフットワークの軽さと行動力でもあるのだし、余裕がなくてひとに優しくならない自分が嫌だからもっと気楽に生きる。楽観主義万歳。

 

あとは服装の好みが固まって自分をよく見せて自分がすきな服装ができて楽しかった、自信がすこしついた、知らない人からの承認とか男の子から向けられる視線がどうでもよくなった、それと私に興味ない人間のことはあまりすきじゃなくなった、人間の醜さやエゴをみて落胆した、愛することをほんの少しだけ学んだ、長期的視点で悩んだ、自分の感性に従うことを学んだ、自分で考えることを学んだ、無駄な浪費は減った、勉強しようと思うようになった。

 

去年なんとなくインスタの投稿に添えていた目標が今年意識したことと大いに繋がっていたから、今年も何かふわっと決めておこうかなあと思い今年の目標を立てることにする。

 

そうだなあ、もっと気楽に楽観主義で、もっと余裕をもって自分も人も不完全さも許して、もっとやさしく。

そして凛としていたい、文脈化できるひとでありたい。

あんまりここに囚われることなく自由に自分の思うようにやってくれ、今年も。とは思ってる。

年始のこの何か始まりそうな予感、穏やかな雰囲気、気の引き締まる空気がだいすき、また一年たのしく思いっきり私を楽しめますように。