制服記

シティガールたちよ。

やがてかなしきおんなのこ

 

人と暮らすのは合ってない、いつか住むのもすきな時間に起きてすきな時間に寝れる住居にしようと決心した。

 

しょうもないような日常と、見えない絶対と、堕ちきれない人間と、持つしかない希望。

なんてことなく使っていた虚無という言葉の語法はあながち間違っていなかった。私の表す心情は虚無だったし、現代人の普遍的病理だったわけだ。

 

地元は退屈だし、ゆるい絶望の中で生きるなんて絶対嫌だし、先は見えなくしておきたいし、女の子は危うくて素敵だ。

 

悶々とした小説を読んだ、救われないやつ。

都会への、地元を離れない人間への、セックスへの、あるいは自意識への執着。

あとがきを読んでいるころに、女の子から「元カレが結婚した」というLINEが届いた。

このあとがきはすきじゃない、もっと主観的にしてくれ、もっとどろどろしてくれ。

 

女の子は黒を人生の序盤で覗きみる。

その汚さを認め、足を突っ込んで、それで這い上がって生きていくんだから、強くてかっこよくてどうしようもなくて情けなく弱くて愛おしいんだよなあ。