制服記

いつまでも不自由を愛さないでね。

しみるさむさをしろでけす

無数の提灯が扉を隔てて光る。提灯そのものか、宿された祭りの記憶か、なんだか心を軽くしている気がする。 私は、変われているだろうか。 生まれ育った土地からたったの2時間離れたところに新しい小さな家を持った私は、1ヶ月に1度くらいは実家に帰っている…

まいにちをたのしくいきるちょっとしたこつ

というタイトルの記事をみるまえに自分で考えてみようと思って書いている。 最近、失望、あきらめ、自分の弱さ、そういうものと向き合って出た考えとしては、自分を誰より尊重し、自分に夢中になること。 楽しく生きるコツ、というより安定して楽しくいるた…

つかのまのぜつぼうをあいして

冬の気温と湿った空気じゃ、どれだけ外にさらしても洗濯物が乾かない。 もしかしたら、という不安が頭をよぎる。 彼らより優れた気でいた私は、ただ本音で傷つき考える機会を失っていただけかもしれない。 俯瞰なんていらないものなのかもしれない。 私が信…

ゆあがりにこいごころ

信じていたのに、そんな無責任な話はない。 そうだとわかっていても期待し、信じ、崇拝し、投影し、生きる糧にする。そして、ある日絶望する。 恋も、友情も、信頼も、崇拝も全部そうだ。 どこかでずっと期待している。 どれだけ適当に扱われてもいいと言い…

おいしいごはんはひとりで

私が仲よくなるのは似てる人と反対の人の二極かな、と書き進めて気づくのはみんなどこか似ているから仲良くてどこか似てないから一緒にいるのだと。 最近仲いいふたりは揃っておいしいものをひとりで食べるのはさみしいというんだけど、それがどうも理解でき…

あけないよるとねったいぎょ

朝5時までやってる居酒屋、くだらない話のあとは就活の話、賢い人と対峙するときは張り合わないこと、こっそりした甘い約束、温かいジャスミンミルクティー、渋谷からの始発、寄りかかるモーション、駐輪場前、守られない小さな約束が私を泣かせる、再三言っ…

ぐるぐる

どうしようもねえな、くらいの諦めで言う「夜は長いぞ」に垣間見える覚悟に不本意にときめいた 友達相手でできることが彼にはできない 搾取されるのが怖かった、それより価値を否定されるようで怖かった 裏切られることは悪でない、裏切られて自分を責める必…

べらんだからのぞくはなきんなど

変化を恐れて進む私、すっかり澄んだ空気、21時半帰宅の飲み会、高い高い月、オリオン座、見ないストーリー、すきなひとに会えない金曜日。 「それみんなあなたに言ってたことじゃん」 「いやだってお前らだって俺と同じことしてるだろ」 いくら言葉が正しく…

たまがわのうえをとおってにちようび

私に似合うといって深紅のリップをくれたあの子も、コーラルピンクのリップをくれたあの子も愛しいな メイクはうまく行ったのに頭痛がしたり 日曜日だっていうのに電車は混んでるし 偶然で会いたい人にはなかなか会えないけど 私は私を生きて、そのあいだみ…

さっかー、れぽーと、ひるやすみのぶしつ

昼休みのあとの人がまばらに座る中教室 どこに座ってる?と連絡した友達が斜め前に見える席で、話を聞きもしないのに1時間半座ってる 勝手に愛したいな~とか。 何の期待もせず、変な探りをせず、それなりに好かれていて、誰しも自分が一番かわいいと理解し…

いっしゅうまわってるずつう

気軽な誘いに何も意味はないんだろう、そうであって欲しいと願ったはずだった いつのまにかお酒を飲むと頭痛がするようになった 空きっ腹に入れたビールは思ったよりもダメージになった 帰り道でこんこんと「数学は思考の根源」「0から1をつくるのは数学」と…

ほりでーげんていとこうようしないいちょう

並木道のイチョウはまだ真っ青なのに、スターバックスのレジ横にはホリデー限定アイテムが並ぶ。 もうすぐクリスマスだねって浮かれていったけどそんな気分じゃないらしい。 考えて、わかって、できるつもりでいることのくだらなさを知って動けば自分の無力…

きょねんのわたしとのはんせい

秋、11月、この時期の空気の匂いはどこか懐かしい。嫌なことがありそうで、たのしくなりそうで、寂しくて、わくわくする匂いなんだけどこれはどうも形容できない、ただ外にいたくなるのは確か 私のすきなあの人にだけは、あの人だけはしてほしくないことがあ…

そうはんといわかん

やればやるほど、自分の不出来さは露呈するわけで。だからこそやったほうがいいわけで。 将来のことを考えるほどいまに縋りたくなって、いまに集中するほど将来が切迫する。 一瞬だけ光る確かな物だけが確かなものにみえて確実に不確実なものを永遠にしたい…

どれだけあがいてもらせんかいだん

螺旋階段のようにぐるぐる回って、なんて洒落たように見せたいって魂胆が透ける表現、チープだな と思っていたけど、だいすきな歌詞を書くあのひとが言えばもうそれはそれはぴったりの表現だ 高尚なものがいい、下品なものがいや 上からみえてる人がかっこい…

わすれたちかいへのくよう

金木犀の香りがするから周りを見渡すのだけど、だいたい見つけられなくてそれもまたいいねってそのまま通り過ぎる十月も終わる 人間として、というか自分としての尊厳を失った時ほど落ち込む時ってなくて、というか落ち込む時ってだいたいはそれを感じたとき…

にゅ〜あるばむについてのこうさつ

空白の多さは自己中心主義を投影する。 勝手に彼を私とセットにして二人と呼んで、歌詞で二人の輪郭をなぞって、まるで壮大なお話にする 歌詞が示した、人間の曖昧さとか、深刻さとか、ゆるさとか、すべて私が彼に思うこと 彼はあの人とすこし似ているからす…

ふかしんじょうやくについてのていあん

寝不足の日はエネルギーが足りないので、時間が空いているときは自分のすきな空間で、自分のすきな情報に浸り、やる気を入れる 自分の正しさを正解だと思っているひとが怖かった 私はそんな風には思えないから 正解なんてないから絶対、とか言えないし、まだ…